我々の研究室ではヒトを工学的に検査・治療・支援するために必要な,広範囲で人々の生活に役立つ技術を研究開発しています。そのための手段として,情報工学,電気電子工学,生体工学,認知科学を組み合わせて,学際分野のアプローチを進めています。最近では,特に 医療における検査・治療技術への展開,超高齢社会における技能継承,交通事故防止に関する研究に力を入れています。
採血手技自習支援用MRシステムの紹介
「顕微鏡レベルの分解能」を備え,生体を透過する磁場で計測する磁気式モーションキャプチャで収録された「習熟者の採血手技」の立体映像を視認しながら,自身の手技と見比べながら模倣学習できます.本技術により,従来の書籍や動画よりも対面での実習に近い多様な視覚情報を得ることができます.さらに,バーチャルな特性を活かして,術者の視点を体験したり,血管内での針先の動きや軌道を視認したり,対面授業を補い技能の理解を深める視覚体験を可能にします.
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研究テーマのカテゴリ
1 . Medical
2 . Tele
・メタバース①
3 . Welfare
4 . Mobility
・移動支援